保育者の語り合いから生まれる新たな学び:大分県「こども育成研究交流セミナー」におけるワークショップから

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タイトル別名
  • ホイクシャ ノ カタリアイ カラ ウマレル アラタ ナ マナビ : オオイタケン 「 コドモイクセイ ケンキュウ コウリュウ セミナー 」 ニ オケル ワークショップ カラ
  • New Learning Outcomes on the Conference of Nursery Teachers:From the Nursery Teachers Research Exchange Seminar in Oita Prefecture

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抄録

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幼稚園 保育所 認定こども園 ワークショップ型研修 研修効果

本研究は、平成24年度に実施された大分県「こども育成研究交流セミナー」におけるワークショップ型研修によって、幼稚園、保育所、認定こども園といった異なる幼児教育・保育の場の教師・保育士にどのような研修効果が生じたのかを明らかにすることを目的として行われた。その結果、3回という実施回を経ることで、次第にワークショップ形式に慣れて話し合いができるようになっていることが分かったが、このようなワークショップ型式に対する意識までは変容しなかった。また、研修成果は、「研修効果測定の4つのレベル」の「実行」レベルまで達成されている可能性が示唆されるとともに「実行」レベルには「選択型」と「融合型」の二つの型があること、そして「成果」レベルに至るには「融合型」の成果を参加者それぞれが所属する場で実行することが、まず必要なことであると示された。

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