シナリオ入力映像制作システムとその制作工程の考察

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タイトル別名
  • シナリオ ニュウリョク エイゾウ セイサク システム ト ソノ セイサク コウテイ ノ コウサツ
  • Automatic Movie Generation System by Scenario Input and its Creation Process
  • グループインタラクション支援とグループウェア

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抄録

本稿では，筆者らが開発したDMD（Digital Movie Direcor）と呼ぶシステムについて概説するとともに，DMD の利活用に関する実証実験の結果ついて述べる．DMDは従来困難であった映像制作を簡単化することを目的に開発されたソフトウェアであるが，特に制作工程そのものの変革を行っている点が大きな特徴であり，これにより，これまで映像制作を行ったことがない被験者も特別な映像制作に関する知識を有することなく制作を簡単に行えるようになる．事実，実証実験においては1 100 名以上の受講生がわずか2 時間程度の制作時間で平均1～2 分の映像を自在に制作できており，操作ログの解析からもDMD の使いやすさが実証されている．

This paper describes outlines and principles of DMD (Digital Movie Director) and experimental results of this system. DMD, which is an automatic movie-generation tool, is innovative software because this software has wholly changed from traditional complicated movie-creation process to a new simple one. For this reason, even beginners who have never created movies easily create their own movies. In fact, our experiments showed more than 1,100 students (participants) to create short movies (1-2min.) within 2 hours.

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