書誌事項
- タイトル別名
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- On the Warp Model of Hough Transform -For Designing Transform Functions of EHT-
- 2次元解析
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説明
Hough変換型の直線検出が可能な拡張Hough変換(EHT)なる変換関数群を陽に設計するための一方法として、Hough変換のワープモデル(Warp Model)を導入した。通常のHough変換パラメータ平面( ___ )とちょうど位相同型になるよう選んだ新しい変換パラメータ平面を( ___ )としたとき、この平面を( ___ )平面から観測して得られる像を(R( ___ ) _(___))とすると、これは歪んだ織物組織状になる。この歪んだ変換パラメータ平面を、その拡張Hough変換EHTのワープモデルと命名した。ワープモデルは、EHT変換の直線検出感度分布(直線の向きと位置)を与えると解釈できることを示し、さらに直線検出感度を与えることにより、その性質を満たす変換関数EHT関数を導く方法を提案した。よって、この試みは、いわゆるHough変換の「パラメータ化間題」に対して、変換関数設計問題というアプローチによって、より一般化した取り扱い方を提示した。具体的な変換関数の導出事例も示した。また、特に離散パターン平面に最適なパラメータ平面の量子化を与える変換関数の存在も区分的Hough変換(PLHT)を例にして示し、また本文で提案したワープモデルによって、いわゆるHough変換の「パフォーマンス間題」や「効率化間題」への一般的手がかりも得ることができることを明らかにした。
収録刊行物
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- 情報処理学会論文誌
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情報処理学会論文誌 34 (10), 2096-2105, 1993-10-15
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337887819648
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- NII論文ID
- 110002722577
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- NII書誌ID
- AN00116647
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- ISSN
- 18827764
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles