関係論理から最適な関係代数表現への変換法
書誌事項
- タイトル別名
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- Reduction from Relational Calculus to Optimal Algebraic Expression
- データベース
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説明
主な関係データベース言語SQL QUEL等は関係論理を基にしているが データベースマシンのサポート言語は多くの場合関係代数であるしたがって ユーザインタフェースに優る関係論理で表現した検索を データベースマシンでの実行を想定して 最適な関係代数表現に変現する研究が重要となる.関係論理から関係代数への変換は Codd Ullman Klugらによって研究されたが いずれも両言語の記述力が同等であることの証明に主眼があるため 簡単な例の場合にも 一般に実行効率の極めて良くない関係代数表現を生成する.筆者らは 関係論理表現を最適な関係代数表現に変換する新変換体系を提案する・新変換法は関係論理表現を再帰構造に沿って逐次的に変換する中で 基本変換則に加え発見的変換則を用意し それを優先的に適用することにより関係代数レベルの最適化を行う.本論文では関係論理と関係代数を規定した後 新変換法の特徴と処理手順を述べ 次いで 新変換法の詳細を基本変換と発見的変換に分けて 定理の形で述べるさらに 変換プログラムをprologで作成し 約100件の検索例に適用し所期の結果を得たことを示す.
収録刊行物
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- 情報処理学会論文誌
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情報処理学会論文誌 29 (4), 397-406, 1988-04-15
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337889197568
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- NII論文ID
- 110002764534
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- NII書誌ID
- AN00116647
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- ISSN
- 18827764
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles