連想記憶モデルによる土器図形の復元シミュレーション
書誌事項
- タイトル別名
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- A Simulation Study on Automatic Figure - based Restoration of Ancient Potteries by the Associative Memory Techniques
- 応用
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説明
考古学の分野では 発掘調査などで得られる遺物等は経験を積んだ専門家によって 実測図などに図化され公開されてきた.しかし 近年著しい調査件数の増加により 数的にも質的にも収集される情報の人手による情報処理がおぼつかなくなってきたため 電子計算機による情報処理の導入が急務と考えられている.本論文では 考古学者が欠損して出土する各種の土器をもとの形状に復元し 復元図を作成する一連の処理を想定し これに対して自己想起形連想記憶モデルをもとに 二つの処理(正準化処理 不変要素処理)を用いて一部(輪郭線)が欠落した平面図形をもとに復元するシステム(連想復元システム)を提案している.さらに 土器の欠落に対する考察と そのモデル化を行う.最後にモデルに従って14種類の土器(須恵器)シルエットを対象図形とした計算機シミュレーションについて述べ 二 三の考察を行う.
収録刊行物
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- 情報処理学会論文誌
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情報処理学会論文誌 27 (12), 1238-1248, 1986-12-15
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337889279360
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- NII論文ID
- 110002724236
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- NII書誌ID
- AN00116647
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- ISSN
- 18827764
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles