Experimental and Theoretical Performance Analyses of Paging Algorithms

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  • ページングアルゴリズムの性能に関する実験的および理輪的解析

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ソフトウェアの信頼性向上のためには プログラムの段階的詳細化法 データ抽象化技法などが有効である.しかし これらをサポートする言語処理系は ライブラリ化された他モジュール情報を必要とするため コンパイル時に参照すべきデータが多くなる.そこで 新たに開発された言語SPlの処理系を対象として これらのデータ参照時のページング動作解析を行い 処理効率の向上をはかった.そして 実データの解析結果から データ参照時のページング動作の特徴として ページサィズが小さいほどフォールト率が低くなること 手続き部ほどではないが明らかな局所参照性があること 汎用ページングアルゴリズム間では LUR FINUFO FIVE FIFOの順に良い性能を示すことなどを明らかにした.理論的解析では ページ参照系列に局所参照性がある場合 LUR とFIFOの性能差はフォールト率の低い所ほど大きいこと LURと簡易LUR方式(FINUFOとFIVE)の性能差は履歴情報の収集期間の長さとの関連が深く LURフラグのリセットのタイミングが重要であることなどを導いた.

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