情報セキュリティ研究開発の動向 : 7.プライバシ保護のためのアーキテクチャ

書誌事項

タイトル別名
  • プライバシ保護のためのアーキテクチャ
  • プライバシ ホゴ ノ タメノ アーキテクチャ
  • Trends on Information Security Research and Development : Privacy Conscious Architecture in Identity & Access Management

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抄録

プライバシ保護技術に関する要素技術の研究とともに,実ビジネスの局面において,いかに利用し適用するかを明らかにするシステムアーキテクチャの研究が必要とされている.科学技術振興調整費による「セキュリティ情報の分析と共有システムの開発」プロジェクトでは,アイデンティティアクセス管理の領域に対して,プライバシ保護,セキュリティ保全,コンプライアンスの3つの観点から,情報のライフサイクル,プロセスモデルなどを分析しシステム要件を導出し,プライバシ保護システムとしてのアーキテクチャを策定した.このアーキテクチャでは信頼ある,ID管理,属性管理および通信基盤のそれぞれの役割,機能および相互作用を定義している.本稿はこのプロジェクトの成果を紹介する.

収録刊行物

  • 情報処理

    情報処理 48 (7), 737-743, 2007-07-15

    東京 : 情報処理学会 ; 1960-

被引用文献 (6)*注記

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参考文献 (3)*注記

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