『方丈記』冒頭対句考 : 死と生と

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タイトル別名
  • 『 ホウジョウキ 』 ボウトウ ツイクコウ : シ ト ナマ ト
  • Betrachtung der Parallelismen am Beginn des Hojoki : Parallelismus von Tod und Leben
  • ホウジョウキ ボウトウ ツイク コウ : シ ト セイ ト

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抄録

type:論文(Article)

ユク河ノナカレハタエスシテ シカモゝトノ水ニアラス ヨトミニウカフウタカタハ カツキエ カツムスヒテ ヒサシクトゝマリタルタメシナシ 世中ニアル人ト栖ト 又カクノコトシ 『方丈記』の有名な冒頭文である。冒頭第一文<ユク河-水>の叙述から、第二文を経て第三文<人と栖>の主題に移る。その後<人ノスマヒ><トコロモ-人モ><カリノヤトリ>の避板法で、この<人と栖>の主題は展開していく。冒頭第二文の、<ユク河>に浮かぶ<ウタカタ>が、何故<キエ-ムスヒテ>なのか、つまり<消滅-生成>の対偶について考察する。

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