日本の農山村地域における農村観光の変遷に関する一考察 : 「グリーン・ツーリズム」登場以前の1992年まで

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  • ニホン ノ ノウサンソン チイキ ニオケル ノウソン カンコウ ノ ヘンセン ニカンスル イチコウサツ グリーン ツーリズム トウジョウ イゼン ノ 1992ネン マデ
  • Change in Rural Tourism in Japan's Mountainous Agricultural Areas : A Study of the period before 1992 and `Green Tourism'

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抄録

わが国では政府が「グリーン・ツーリズム」という用語を使用した1992年以降、農村観光が注目されてきた。農山村各地では「グリーン・ツーリズム」として、農業体験や農家民宿などの農村観光に取り組んできた。しかし、今日盛んに議論されている農村観光は、「グリーン・ツーリズム」登場以降のものに偏って議論、検討されている感が強い。本稿では、「グリーン・ツーリズム」が登場した1992年以前について、日本の農山村における農村観光の展開過程を振り返った。そのなかで、農村観光を構成する要素である「農家」「農地」「農村景観」の3つの視点に着目し、それぞれが観光とどのように関わってきたかについて明らかにした。

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