Bibliographic Information
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- ハンザイ ヒガイシャ ノ キョウダイ エ ノ シエン ニ ツイテ
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Abstract
2016年の第3次犯罪被害者等基本計画では、犯罪被害者のきょうだいに対する支援の重要性が述べられている。これまで、子どもは事件のことを理解することができず、また、悲しみからは早期に立ち直ると考えられてきたが、事件後にきょうだいが不登校・深夜徘徊などの問題行動やうつ状態に苦しむケースは多い。本論文では、これまでに発生した2つの重大事件の被害者のきょうだいが新聞等でインタビューを受けた内容や、きょうだいやその親が講演会やシンポジウムで話した内容を検討することで、どのような支援がなされたのか、またなされなかったのかを明らかにし、犯罪被害者のきょうだいへの必要な支援について考察する。
Journal
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- Journal of Suzuka University and Suzuka Junior College Health Sciences
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Journal of Suzuka University and Suzuka Junior College Health Sciences (1), 47-55, 2018-03-15
鈴鹿 : 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部