福岡県立大学人間社会学部における統計処理演習の教育効果(2015年)

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タイトル別名
  • Effects of computer exercise on education of statistical treatment in the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences at Fukuoka Prefectural University (2015)
  • フクオカ ケンリツ ダイガク ニンゲン シャカイ ガクブ ニ オケル トウケイ ショリ エンシュウ ノ キョウイク コウカ(2015ネン)

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抄録

福岡県立大学人間社会学部3年次に開講されている「データ処理とデータ解析Ⅰ」の受講後の統計学の知識、統計処理の操作スキル等の習得状況に関する質問紙調査を実施した。 統計学の各用語については、「平均値、中央値、最頻値の違い」「分散」などの記述統計や「帰無仮説」「有意水準」などの推測統計に関する用語については、説明が「できる」又は「少しできる」と回答した比率が80%以上となったのに対して、「t分布」「t検定」「カイ二乗分布」「カイ二乗検定」などの確率分布や仮説検定に関する用語については、70%前後と低かった。 「Excel を使った統計処理」の操作スキルについては、「単純集計」「度数分布表の作成」など記述統計に関する統計処理は、「できる」又は「少しできる」と回答した比率が90%以上となったのに対して「母分散の検定」「母比率の差の検定」「F 検定」などの仮説検定に関する統計処理は80%前後と若干低かった。

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