学生中心の学習を支援するためのムードル・データベースを利用した活動について

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  • Utilizing the Moodle Database Activity for Supporting Student-Centered Learning in Developing an Intensive English Program Curriculum\nThom W. RAWSON*, Tomoko MATSUMOTO, John Patrick OWATARI-DORGAN and Brendan VAN DEUSEN

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抄録

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2013年、文科省によって出された「第2期教育振興基本計画」で挙げられている「社会を生き抜く力の育成」の中で重要なことの1つに、学生が確かな学力の基盤を築くことが挙げられている。その中で、必要な学力の1つとして挙げられているのが、「学生の主体的な学び(学習の動機づけ)」(文部科学省、2013年)の確立である。学生が毎週やるべき課題を授業外で取り組むことができれば、その分の時間をさらに授業内で確保することができる。ムードルという便利な学習管理システム、特にムードル・データベースを利用することによって、我々は主体的な学びをサポートするための、オンラインでの学習者による学習記録、そしてレポート書きの活動を実施した。アカデミック・スキルやリーディング・スキル、ライティング・スキルなどの様々なEFLの授業において、学生自身がどれだけ学習に時間を費やしたかの時間の記録ができることによって、教員は学生が打ち込んだデータを活用し、学生に自分の学習を管理する権限を与えることができる。この取り組みに対する科学的根拠はないが、我々はこの活動により、学生自身が自分で学習を管理し、学生が常に学習に取り組み続けられるための支援ができると考えている。

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