奄美分館における浄書構築の軌跡 : 鹿児島県立奄美図書館所蔵「島尾敏雄日記」をもとに

書誌事項

タイトル別名
  • アマミ ブンカン ニ オケル ゾウショ コウチク ノ キセキ : カゴシマ ケンリツ アマミ トショカン ショゾウ 「 シマオ トシオ ニッキ 」 オ モト ニ
  • The tracks of collection development in the Amami branch library : Based on diary of Toshio Shimao collections of Kagoshima Prefectural Amami library

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抄録

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本稿では、鹿児島県立図書館奄美分館における蔵書構築の状況を初代分館長であった作家・島尾敏雄が遺した日記をもとに考察した。その結果、島尾が企図した蔵書構築では、巡回配本による貸出文庫の整備を重要視してたことが明らかになった。特に昭和36(1961)年7月に龍郷村円小学校で実施した「親子20分間読書運動」を契機に親子読書を目的とした配本が新捗し、奄美群島における読書熟の高揚に貢献した。

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