地域の価値づけという実践 ― 兵庫県美方郡香美町小代区の「日本で最も美しい村」連合加盟をめぐる大学と地域との連携・協働のプロセスから ―

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  • 地域の価値づけという実践 : 兵庫県美方郡香美町小代区の「日本で最も美しい村」連合加盟をめぐる地域と大学との連携・協働のプロセスから
  • チイキ ノ カチズケ ト イウ ジッセン : ヒョウゴケン ミカタグン カミマチ ショウダイク ノ 「 ニホン デ モットモ ウツクシイムラ 」 レンゴウ カメイ オ メグル チイキ ト ダイガク ト ノ レンケイ ・ キョウドウ ノ プロセス カラ
  • Deriving and Attaching Values to an Area: From the Process of Collaboration between University and Local Society over the Association of “The Most Beautiful Villages in Japan” in Ojiro, Kami Town in Hyogo Prefecture

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抄録

農山村地域をはじめとする中山間地域や地方都市のおかれている状況は、社会経済的に厳しい。一方、大学の役割として地域との連携・協働が重要視されている。そこで本稿では、筆者自身が約10年間関わっている兵庫県美方郡香美町小代区における、「日本で最も美しい村」連合加盟をめぐる地域と大学との連携・協働のプロセスを事例に、地域の価値づけという実践を検証する。大学の社会的役割として「価値の創出」は重要であるが、地域に対するそれは一般的・普遍的、あるいは予定調和的なアプローチでは十分な対応ができない。地域の多様な主体との連携・協働の試行錯誤を重ね、その地域に見合った新たな可能性を切り拓くことが大切である。

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