書誌事項
- タイトル別名
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- メロドラマとリアリズムの境界-James A. Herneのリアリズム演劇における独自性-
- The Boundary between Melodrama and Realism: The Originality of James A. Herne's Realism
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抄録
「アメリカのイプセン」と称される James A. Herne には、アメリカ演劇におけるリアリズムを推進したという功績が称えられる一方、その独自性を疑問視する声もある。そのような批評は、19世紀アメリカにおける代表的なリアリズム演劇と位置付けられる Herne の Margaret Fleming(1890)が、しばしば Henrik Ibsen の A Doll’s House(1879) とプロット上で類似点が指摘されていること、それ以前の Herne 戯曲が慨してメロドラマ的であり、 Margaret Fleming におけるリアリズムへの転換があまりに急激であるという指摘がされていることに起因する。しかし、Herne は、アメリカのニューイングランドという地域を舞台に、その地方の住人の日常生活に題材を求めたことにおいて、アメリカ的リアリズムを推進したと言ってよい。本論では、以上の点を踏まえ、アメリカ演劇におけるメロドラマからリアリズムへの転換に、 Herne 戯曲がどのように貢献したかという点を明らかにしたい。
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KJ00007986959
論文
Article
収録刊行物
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- 京都学園大学経済学部論集 = Journal of the Faculty of Economics Kyoto Gakuen University / 京都学園大学経済学部学会 編
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京都学園大学経済学部論集 = Journal of the Faculty of Economics Kyoto Gakuen University / 京都学園大学経済学部学会 編 20 (2), 43-56, 2011-03-01
亀岡 : 京都学園大学経済学部学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338416105984
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- NII論文ID
- 110009428370
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- NII書誌ID
- AN10373395
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- ISSN
- 09167331
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- NDL書誌ID
- 11050188
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN