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抄録
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2014年5月~2017年9月に重症心原性肺水腫を呈した犬12頭の急性期治療を約18km離れた札幌夜間動物病院と本学附属動物医療センターの連携で継続した。このうち3頭は重症心原性肺水腫に起因する心肺停止に陥り、心肺蘇生を実施した後に集中治療へ移行した。残りの9頭では、呼吸困難と喀血を伴う重症心原性肺水腫に対する急性期治療として陽圧換気による集中治療を開始した。本学附属動物医療センターへの搬送中に死亡した症例はなく、12頭中7頭(58%)が生存退院した。集中治療における陽圧換気実施期間は中央値49時間(5~132時間)であり、生存退院した7頭の入院期間は中央値3日間(2~5日間)であった。
収録刊行物
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- 動物臨床医学会年次大会プロシーディング
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動物臨床医学会年次大会プロシーディング 38回 (2), 157-158, 2017-11
動物臨床医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338420564352
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- NII論文ID
- 120006711765
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- HANDLE
- 10659/00005978
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles