サンティアゴ巡礼の道とヨーロッパ : 天理大学特別講演 (2015年) の記録 : マルセリーノ・アヒス・ビリャベールデ (スペイン,サンティアゴ・デ・コンポステラ大学)

書誌事項

タイトル別名
  • サンティアゴジュンレイノミチトヨーロッパ : テンリダイガクトクベツコウエン (2015ネン) ノキロク : マルセリーノ・アヒス・ビリャベールデ (スペイン,サンティアゴ・デ・コンポステラダイガク)
  • St. James's Way and Europe : A Special Lecture at Tenri University, 2015 : Marcelino Agis Villaverde, Universidade de Santiago de Compostela, España
  • 翻訳
  • Translation

この論文をさがす

抄録

type:論文

本稿は,本学との姉妹校であるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステラ大学の元副学長であったマルセリーノ・アヒス・ビリャベールデ教授が,2015年11月4日(水)に,天理大学において行なった特別講演の邦訳である。その講演は,天理大学人間学部宗教学科と国際学部外国語学科スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻の共催として,本学の研究棟・第一会議室において,第二時限目に行なわれた。(訳者注) 1993年,世界遺産に登録されたサンティアゴ巡礼の道は,中世よりヨーロッパそのものの概念を形成した。この講演では,巡礼の道の歴史を紹介し,サンティアゴの巡礼に関わる内面的及び外面的現象を分析する。最後に,巡礼の宗教的及び政治的意味について考察する。サンティアゴ巡礼の道は,これらの意味を通してヨーロッパの文化的共通点の一つとなった。ヨーロッパそのものの概念が巡礼の道の形成とともに確立されたとも言えるであろう。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ