植物の花と実の観察のための教材化 ― カキとリンゴ ―
書誌事項
- タイトル別名
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- Teaching Materials for Observation of Flowers and Fruits in the Plant ― Persimmon Diospyros kaki and Apple Malus domestia ―
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説明
type:text
小学校理科の「花と実のつながり」の学習教材として、カキとリンゴが適切か否かを検討するためにそれらの花と果実を形態的に調べて比較検討した。まず、解剖によって、カキとリンゴの花には果実になる部分がすでに存在していること、そしてそれぞれの果実が花からできる過程が違うことを観察することによって、カキの実が真果であり、リンゴの実が偽果であることが理解できる。日ごろ親しみのあるカキとリンゴの花と果実の比較観察は、観察力を育むばかりでなく「生命のつながり」や生物の多様性を楽しく理解する上にも役立つ。したがって、これらの花と果実を教材として用いることは「花のつくりと実」を教え、観察力を養うために極めて意義のあるものである。
収録刊行物
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- 愛知教育大学教職キャリアセンター紀要
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愛知教育大学教職キャリアセンター紀要 1 125-131, 2016-03-31
愛知教育大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338437444480
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- NII論文ID
- 120005742146
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- NII書誌ID
- AA12747406
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- ISSN
- 24240605
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10424/6590
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles