大学生のゆとり感,ユーモア態度と生活習慣,セルフエスティームに関する研究

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タイトル別名
  • ダイガクセイ ノ ユトリ カン ユーモア タイド ト セイカツ シュウカン セルフエスティーム ニ カンスル ケンキュウ

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本研究では,大学生のゆとり感,ユーモア態度,生活習慣,セルフエステイームを調査し,相互の関連を追究した結果,以下に示す知見を得た。ゆとり感の因子分析では「将来への見通し」,「余暇時間」,「仲間関係」,「日常生活」,「家庭環境」の5つの因子が抽出され,5つの因子で全変動の40.6%が説明できた。ユーモア態度の囚子分析では「攻撃的な笑い」,「単純な笑い」,「人を励ます笑い」,「自分を励ます笑い」の4つの因子が抽出され,4つの囚子で全変動の50.1%が説明できた。男女とも生活習慣の良い者ほどゆとり得点が多く,セルフエステイームの高い者ほどゆとり感があった。男子は女子より攻撃的ユーモアが強いことが認められた。以上のように,ゆとり感については生活習慣,セルフエステイームのいずれとも関連が認められ,生活習慣が良い者,セルフエステイームが高い者ほどゆとり感が高く,ゆとりのある生活を送っていることが示された。

収録刊行物

  • Iris health

    Iris health 4 11-20, 2005-10-31

    愛知教育大学保健管理センター

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