会計参与制度に関する一考察 : 会計参与創設の趣旨とその普及の方途を探る

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Role of the Accounting Advisor System
  • カイケイ サンヨ セイド ニ カンスル イチ コウサツ : カイケイ サンヨ ソウセツ ノ シュシ ト ソノ フキュウ ノ ホウト オ サグル

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抄録

会計参与は、取締役と共同して、計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表)及びその附属明細書を作成する。この場合において、会計参与は、法務省令で定めるところにより、会計参与報告書を作成しなければならない。会計参与はその職務の権限として、いつでも、会計帳簿又はこれに関する資料が、書面をもって作成されているときは(又は電磁的によって記録されているときは)、当該書面(又は電磁的記録)の閲覧及び謄写をし、又は取締役及び支配人その他の使用人に対して会計に関する報告を求めることができる。会計参与の資格は、公認会計士若しくは監査法人又は税理士若しくは税理士法人でなければならないとされる。会社の計算書類の正確性を図ることを主たる目的として創設された会計参与の趣旨及びこの制度が普及しない原因を考察する。

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