複式簿記起源論再考

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  • フクシキ ボキ キゲンロン サイコウ
  • A Re-examination of the Theory for the Origin of Double Entry Bookkeeping

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複式簿記の起源は、古代ローマ起源説と中世イタリア起源説の2つの説がある。古代ローマ起源説は、古代ローマ時代の代理人簿記を複式簿記の起源とする説である。中世イタリア起源説は、中世イタリア都市国家の商人の会計帳簿の分析から、トスカーナ説、ジェノヴァ説、ロンバルディーア説、ヴェネツィア説に分かれる。同時期説は、起源を一都市及び特定の会計帳簿に限定せず、各都市で、ほぼ同時期に複式簿記が生成したと考える説である。

Journal

  • 経済論集

    経済論集 110 57-91, 2018-09-30

    大東文化大学経済学会

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