ヤマブドウ(Vitis coignetiae Pulliat)の栽培における受粉樹の混植の効果

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タイトル別名
  • ヤマブドウ Vitis coignetiae Pulliat ノ サイバイ ニ
  • Effects of Pollinizers on Fruitfulness of V.coignetiaePulliat
  • ヤマブドウ Vitis coignetiae Pulliat ノ サイバイ ニオケル ジュフンジュ ノ コンショク ノ コウカ

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抄録

論文(Article)

【緒言】近年,我が国ではヤマブドウ(Vitis coigneliae Pulliat)を原料としたジュースやワインが生産されるようになった.山形県でも月山山系にはヤマブドウが多く自生しており,それらの山穫り果実も多く利用されている.しかし,自生品は収穫に多くの労力を必要とする.また,ヤマブドウは雌雄異株ことから,花ぶるいや隔年結果が甚だしく,原料生産が不安定となりがちである.そこで良品の安定的増収を目的として栽培が行われるようになった.その栽培化に当たって,著者は月山山系のヤマブドウを12系統に分類するとともに,それらのうち有望とみられる雌性系2系統と雄性系2系統をつぎ木によって増殖し,単植区と混植区を設けて,生産力,特に結実に対する混植の効果を明らかにしようとした.

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