琵琶湖西北山地における融雪量観測

書誌事項

タイトル別名
  • Observation of snowmelt in the north-eastern mountain range of Lake Biwa
  • ビワコ セイホク サンチ ニ オケル ユウセツリョウ カンソク
公開日
1984-11
資源種別
journal article
公開者
京都大学農学部附属演習林

この論文をさがす

説明

琵琶湖の西北山地は, 標高はせいぜい900 - 1100mと低いが, 毎年1m以上の積雪がみられる。降雪は12月から3月にかけてであるが, 日平均気温が氷点下となるのはわずか2月ごろの1ヶ月程度で, 全般的には暖かく, 暖候性積雪地域である。本地域における積雪から融雪までの変換過程について, 1981年12月から1982年3月まで, 京大芦生演習林の事務所地点と滋賀県朽木村小川の民家の庭に設置した1×1mの集水板と地中に設置した一転倒100ccの転倒マス型流量計の観測結果を用いて, 日平均気温と日融雪量の関係を調べた。結果として日融雪量S (mm/日) は S=0. 005 (T+5)_3. 6 〔T : 日平均気温 (℃)〕 で推定できることが判明した。なお, この関係は, 同時期に小川で観測された日射量, 風速, 気温の結果からみれば, 融雪が短波放射熱と乱流伝達熱などの総合的な熱授受のもとに発生していると解釈できる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ