クローン家畜生産技術利用による優良家畜作出試験

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  • クローン カチク セイサン ギジュツ リヨウ ニ ヨル ユウリョウ カチクサクシュツシケン

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抄録

当センター繋養の種雄牛および供卵牛の耳由来体細胞をドナー細胞とした体細胞クローン胚の作出を試みたところ、どちらからも移植可能なクローン胚を得ることができた。胚盤胞発生率は、種雄牛由来体細胞をドナー細胞として用いた場合27.1%、供卵牛由来体細胞をドナー細胞として用いた場合28.0%であった。また、ドナー細胞の継代回数と胚の発生状況の関係を調べた。継代回数毎に融合率、卵割率、胚盤胞発生率を観察したが、各継代回数でこれらの値間にばらつきが見られ、一定の傾向は認められなかった。

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