リモートセンシング技術を用いた水稲栽培管理のための基礎的研究

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  • リモートセンシング ギジュツ オ モチイタ スイトウ サイバイ カンリ ノ タメ ノ キソテキ ケンキュウ

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抄録

リモートセンシング技術利用による広域的な水稲栽培管理を目的として、対象物との距離が異なる3種類のプラットホームにおける基礎的研究を行った。近接リモートセンシングでは、デジタルカメラを利用した水稲生育の推定において、画像処理法を明らかにするとともに水稲生育を画像から推定できることを示した。中高度リモートセンシングでは、モーターパラグライダーを利用した上空からの撮影画像を用いて、水稲の栄養診断を行うための群落葉色の順位づけが可能であることを示すとともに、葉色等の生育データと圃場の地図データを統合的に扱うことができる地理情報システム(GIS)の利用法について検討を行った。また、衛星を利用したリモートセンシングでは、県内における土地被覆分類の解析手法及び分類精度を明らかにするとともに、衛星データから推定した日射量の適合性について検証を行った。

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