ストレプトマイシン誘発無核ブドウ‘藤稔’の顆粒の肥大に及ぼす整房およびジベレリン・CPPU混合処理の影響

Abstract

ストレプトマイシン(SM)により無核化したブドウ‘藤稔’の花穂先端部の切りつめ整形処理、および満開時や後期でのジベレリン(GA)や1-(2-chloro-4-pyridyl)-3-phenylurea(CPPU)処理の違いが収穫時の果粒肥大や品質に及ぼす影響について調査した。1)開花初期の花穂先端部の切りつめ整形処理は、切りつめの程度が長いほど果房や果軸が重くなった。2)切りつめ整形果房のGA、CPPUの混合処理は、満開時より後期に処理した場合に顕著な果粒の肥大効果を示した。また、大粒果にかかわらず、果色や糖度および裂果などの品質低下が少なかった。

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