クリプトモス混合培地を用いたイチゴ「とちおとめ」の空中採苗法

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  • クリプトモス コンゴウバイチ オ モチイタ イチゴ ト チオトメ ノ クウチュウ サイビョウホウ

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抄録

イチゴ「とちおとめ」の空中採苗法におけるランナー苗増殖、不時出蕾発生、本ぽにおける収量性の検討を行った。空中採苗は土耕に比べ子苗発生数が2割程度少なくなる。空中採苗は、親株定植時期を3月中旬まで定植を早めることにより、4月中旬定植より約6~10割程度多くなる。親株の給液濃度は、大塚A処方でEC1.0~1.3dS/mの範囲内で一定管理すると子苗発生数が多くなる。採苗時の子苗の葉数は、本ぽの収量性に及ぼす影響が少ないことから、採苗時2~6枚の苗は生産性だけを考慮すると充分利用できると考えられる。しかし採苗時4枚以上の子苗を用いると不時出蕾の発生が多くみられるため極力採苗時4枚未満の子苗を利用することが良い。

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