有機質肥料「粒状まごころ」の特徴と施肥法

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  • ユウキシツ ヒリョウ リュウジョウマゴ コロ ノ トクチョウ ト セヒホウ

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説明

発酵魚粕等を主原料とする有機質肥料「粒状まごころ」は、同じ窒素成分量を施用するのに化成肥料よりも製品重量が2.4倍、製品容量が3.0倍であった。水稲の基肥及び穂肥に窒素成分で各0.3kg/a施用する場合の費用は、化成肥料の3.2倍であった。「粒状まごころ」は、側条施肥田植機での基肥施用が可能であり、供試機種の6条田植機では施肥機の開度を最高の26に設定すると、窒素成分で約0.3kg/aとなった。「粒状まごころ」による水稲の生育抑制は見られず、しかも窒素施用量が同じであれば、水稲の生育、玄米収量及び品質は化成肥料と大差なかった。「粒状まごころ」の穂肥時期は、化成肥料と同様の出穂前20日頃と推定された。

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