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- ミニトマト ノ ソクセイ サイバイ ニ オケル ユウイン ホウホウ
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Abstract
省力化が望まれるミニトマトの促成栽培においてつる下ろしを必要としない誘引方法とセル成型苗の直接定植の適応性を検討した。1.直立Uターン誘引を行うと、慣行の斜め誘引に比べ収穫花房数は2ないし3花房少なくなったが、収量は慣行と同程度の1.6t/aが得られた。2.直立Uターン誘引を行うと、裂果率が低く抑えられた。3.直立Uターン誘引を行うと地面から30cmの高さの相対照度が慣行の2倍あり、採光性がよかった。4.直立Uターン誘引を行うと誘引、整枝作業時間が慣行より約3割短縮できた。5.直立Uターン誘引にセル成型苗の直接定植を組み合わせると、慣行と同程度の収量が得られ、特に問題点は認められなかった。6.以上の結果から、直立Uターン誘引は、採光性に優れ、裂果率が低く、慣行と同程度の収量が得られ、誘引、整枝作業時間が短く省力的な誘引法である。また、セル成型苗の直接定植と併せて用いることによって一層の省力化が期待できる。
Journal
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- 大分県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Oita Prefectural Agricultural Research Center
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大分県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Oita Prefectural Agricultural Research Center (33), 31-38, 2003-03
宇佐 : 大分県農業技術センター
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338678436992
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- NII Article ID
- 40006460748
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- NII Book ID
- AN00026952
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- ISSN
- 03888576
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- NDL BIB ID
- 7127447
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles