キュウリ果実テクスチャーの品種間差

書誌事項

タイトル別名
  • キュウリ カジツ テクスチャー ノ ヒンシュ カンサ

この論文をさがす

説明

なにわの伝統野菜として復活した‘毛馬’ほか4品種のキュウリを用い,果実テクスチャーの解析手法により生果や糠漬け果の肉質を検討した.1.果肉部の破断応力は胎座部より大きく,糠漬けにより果肉の破断応力は高くなった.2.生果の胎座部の面積率,破断応力,果実の脆さの応力および果実の歯切れ値が果実部位や品種で異なり,糠漬け加工により,それぞれの形質が変動した.3.‘毛馬’のパリパリとした食感は,破断応力曲線と時間軸の交叉角度tan αと強すぎない程度の破断応力および柔らかさ応力との関係が認められた.

収録刊行物

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ