大気中微量アンモニウム塩の定量(第2報) : 粒度別定量と粒度分布
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説明
大気中に存在する微量のアンモニウム塩の粒度別定量法を検討し,大気中におけるアンモニウム塩の粒度分布を測定した。アンモニウム塩の分級捕集は,9段式のアンダーセンサンプラーを用い,大気を約200m3吸引し試料とした。これを水で抽出したのち25mlに濃縮し,インドフェノール法あるいはピリジン-ピラゾロン法でアンモニウム塩を定量した。この方法により,大気中のアンモニウム塩を粒度別に精度よく定量することが可能であった。アンモニウム塩の粒度分布は,モード径0.4~0.6μmの単一の母集団よりなりたっており,MMD値は約0.55μmであった。
収録刊行物
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- 愛知県公害調査センター所報
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愛知県公害調査センター所報 (4), 1-5, 1976
[愛知県公害調査センター]
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338683956352
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- NII論文ID
- 50011327783
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- NII書誌ID
- AN00007222
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles