サイト別レイトシフト分析と3次元構造マッピングを用いた機能的重要残基の予測

書誌事項

タイトル別名
  • Predicting Functionally Important Residues by Site Rate Shift Analysis and 3D Structural Mapping

この論文をさがす

説明

エストロゲン受容体αとβ間のリガンド結合領域における機能の相違をサイト別レイトシフ法で分析した。エストロゲン受容体のサブタイプの機能変化に関わる機能的残基を事後確率と尤度比検定を用いて予測した。さらに、3次元構造マッピングを組み合わせることにより、リガンド結合であるか、2量体化のためのインターフェースであるかといった機能を、予測された残基について判別することが可能となった。この複合アプローチは実験におけるターゲットとなりうる機能的残基をスクリーニングすることが可能である。また、このアプローチによってエストロゲン受容体ファミリーのアミノ酸配列と機能の間の関連性についての新しい知見をもたらした。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ