クワ暗斑病菌の感染機構および生理生態に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- クワアンハン ビョウキン ノ カンセン キコウ オヨビ セイリ セイタイ ニ カンスル ケンキュウ
- Summary Studies on Infection Mechanisms, Physiology and Ecology of Myrothecium roridum, a Pathogen of Myrothecium Leaf Spot of Mulberry
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説明
クワはカイコの給餌用作物として全国各地で栽培されてきたが、近年の養蚕業の衰退に伴い、桑園が以前のように管理できなくなったこと、省力化と高収量が期待できる機械収穫、密植栽培などの新技術が普及したことから、過去にはなかった病害が発生するようになった。その一つであるクワ暗斑病は、1994年に発見されたばかりであり、本病に関する植物病理学的な研究は、ほとんど行われていなかった。本病の病原菌は糸状菌Myrohecium roridumである。本菌による病害については、海外では多く報告されているが、日本ではニチニチソウの褐斑病とクワ暗斑病のみである。また、M. roridumについての研究は病原菌としての報告に偏っており、感染機構や生態は解明されていなかった。そこで本研究では、クワ暗斑病菌(M. roridum)が産生する毒素の本菌の病原性発現への関与、生態を明らかにした。
収録刊行物
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- 農業生物資源研究所研究資料
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農業生物資源研究所研究資料 (4), 1-92, 2005-03
つくば : 農業生物資源研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338688245248
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- NII論文ID
- 40007103477
- 40007103478
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- NII書誌ID
- AN10175325
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- ISSN
- 13479393
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
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