南西諸島における暖地型イネ科牧草ジャイアントスターグラス(Cynodon nlemfuensis Vanderyst)草地の乾物収量および栄養価に及ぼす刈取間隔の影響

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  • ナンセイ ショトウ ニ オケル ダンチガタ イネカ ボクソウ ジャイアントスターグラス Cynodon nlemfuensis Vanderyst ソウチ ノ カンブツ シュウリョウ オヨビ エイヨウカ ニ オヨボス カリトリ カンカク ノ エイキョウ

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暖地型イネ科牧草のジャイアントスターグラスに(Cynodon nlemfuensis Vanderys、以下Gs)草地の収量および栄養価を最大にする刈取間隔を明らかにするため、1998年5月から10月まで期間に4、6および8週間の刈取間隔がGsの刈取りごとあるいは期間内合計の乾物収量、栄養価および栄養収量に及ぼす影響について検討した。その結果、刈取りごとの平均乾物収量は4、6および8週間隔それぞれ21.4、29.8および36.Okg/aとなった。しかし、期間内の合計乾物収量は6週間隔(89.6kg/a)で最も高く、次いで4週間隔(85.5kg/a)、8週間隔(72.Okg/a)の順となった。刈取り時の平均窒素含有率は4、6および8週間隔それぞれ1.6、1.3および1.2%となり、平均乾物消化率はそれぞれ57.8、46.1および43.2%となった。期間内の合計窒素収量ならびに合計可消化乾物収量は刈取間隔が長くなるに従って減少する傾向を示した。以上のことから、高い家畜生産をもたらすGs草地の管理方法は4週間の刈取間隔が有効であることが示唆された。

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