岡山県におけるチオファネートメチル耐性ダイズ紫斑病菌(Cercospora kikuchii)の発生

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  • オカヤマケン ニ オケル チオファネートメチル タイセイ ダイズ シハン ビョウキン Cercospora kikuchii ノ ハッセイ

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2001年に岡山県内で紫斑病が多発した圃場の罹病種子から分離した紫斑病菌のチオファネートメチルに対する感受性や防除薬剤について検討した。1.調査した20圃場中、19圃場でチオファネートメチル剤の高度耐性菌が確認され、各圃場の耐性菌率はほとんどが100%で極めて高かった。2.チオファネートメチル剤耐性菌の発生圃場の採取種子を用いて圃場におけるチオファネートメチル剤の防除効果を検討した結果、チオファネートメチル剤の効果低下が明らかとなった。また、ジエトフェンカルブ・チオファネートメチル水和剤、イミノクタジンアルベシル酸塩水和剤及びMEP・イミノクタジンアルベシル酸塩粉剤が有効であった。

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