治山工事施工地における広葉樹の植栽成績

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  • チサン コウジ セコウチ ニ オケル コウヨウジュ ノ ショクサイセイセキ

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抄録

糸魚川地域振興局管内の2箇所の治山工事施工地に植栽された主林木のミズナラと肥料木のケヤマハンノキ、アキグミの初期の植栽成績を調査した。ミズナラは植栽箇所の乾燥のために生残率が低く、成長もほとんどしていなかった。ケヤマハンノキは植栽4年で樹高が400cm以上になったが、4年後から虫害で生残率が激減していた。また、アキグミは生残率が高く、成育状態も良かった。以上のことから、アキグミによって緑化はされたものの、当初期待していたミズナラを主林木とした森林造成は困難であると考えられた。

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