犬の破折歯の治療を行った60症例
書誌事項
- タイトル別名
-
- 症例 犬の破折歯の治療を行った60症例
- ショウレイ イヌ ノ ハセツシ ノ チリョウ オ オコナッタ 60 ショウレイ
この論文をさがす
説明
永久歯の破折がみられた犬60頭79歯で、犬種、年齢、性別、破折の部位と数、破折に気付いた理由、破折原因、受傷状態、破折から治療までの時間、処置方法、処置後の経過について調査した。破折部位は上顎第4前臼歯、犬歯の順で多く、露髄しているものが半数以上であった。原因は交通事故以外では不明なものが多く、飼い主が破折に気付いていない症例も約半数あったため、家庭での口腔ケアの指導や診察時の口腔内検査をより徹底する必要性があると思われた、また、処置後に修復材の脱落や再破折が見られた症例、生活歯髄切断法を実施してから数年後に根尖病巣の形成がみられた症例等があったため、処置後は定期的な診察および経時的なレントゲン検査を実施する重要性を再認識した。
収録刊行物
-
- 山口獣医学雑誌 = The Yamaguchi journal of veterinary medicine
-
山口獣医学雑誌 = The Yamaguchi journal of veterinary medicine (32), 37-40, 2005-12
山口 : 山口県獣医師会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001338692369152
-
- NII論文ID
- 40015221971
-
- NII書誌ID
- AN00243779
-
- ISSN
- 03889335
-
- NDL書誌ID
- 8614158
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles