ハタハタArctoscopus japonicusの底びき網漁業における網目選択性

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  • ハタハタ Arctoscopus japonicus ノ ソコビキアミ ギョギョウ ニ オケル アミメ センタクセイ

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ハタハタを対象とした底びき網漁業において、漁具の網目拡大によって入網した幼魚をどの程度漁獲回避できるのかを明らかにするため、カバーネット方式による操業実験を行い、網目選択性パラメーターを明らかにした。その結果、体長(cm)/網目内周長(cm)を変数R1とした選択率S(R1)は、S(R1)=1/(1+e(a1R1+b1))、a1=-11.61、b1=20.70で表すことができた。また、幼魚の保護効果を定量的に推定したところ、呼称目合1寸2分から呼称目合い1寸6分へ目合拡大した場合、3月の漁獲量237.8t、漁獲尾数376万尾に対して50.7t、139万尾が保護されたと算出された。

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