土壌残存窒素を考慮した年内どりダイコンの窒素施肥量

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  • ドジョウ ザンソン チッソ オ コウリョシタ ネンナイドリ ダイコン ノ チッソ セヒリョウ

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黒ボク土における秋まき年内どりダイコン栽培において、残存窒素を考慮した窒素施肥量について播種期を3回に分けて検討した。1. 9月上旬播種の場合、L級に区分される1,000gの根重を得るには、残存窒素と施肥窒素の合計量がマルチ栽培で3kg/10a以上、無マルチ栽培で6kg/10a以上必要であった。2. 9月中旬播種の場合、マルチの有無に関わらず、同6kg/10a以上必要であった。3. 9月下旬播種の場合、マルチ栽培が必須で同9~12kg/10a必要であった。4. 現地ほ場における9月下旬播種のマルチ栽培において、残存窒素と施肥窒素の合計量が基準量(12kg/10a)より少なくとも、また、極端に多くとも根重が減少したことから、残存窒素と施肥窒素の合計量は、9~12kg/10aが適正であることが実証できた。

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