マメ科被覆植物の草種と播種時期が飼料用トウモロコシの収量および雑草抑制効果に及ぼす影響

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タイトル別名
  • マメカ ヒフク ショクブツ ノ ソウシュ ト ハシュ ジキ ガ シリョウヨウ トウモロコシ ノ シュウリョウ オヨビ ザッソウ ヨクセイ コウカ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

マメ科被覆植物をトウモロコシ播種の1ヶ月前~当日に時期をずらして播種した場合は、被覆植物の播種期にかかわらず十分な雑草抑制効果が得られず、トウモロコシの収量は除草剤処理と比較して著しく低収であった。また、トウモロコシ播種前年の秋に播種した場合は、9月26日以降の播種では越冬できず被覆植物は消滅し、9月20日播種では越冬したものの被覆の形成が不十分でトウモロコシは低収であった。トウモロコシ播種前年の6月に播種した揚合は、トウモロコシの播種時に密なマルチが形成され雑草が効果的に抑制された。その結果、トウモロコシの収量は、除草剤を用いない場合より著しく多収となり、除草剤で雑草防除した場合と同等以上を示した。シロクローバを被覆植物とした場合の雑草抑制効果はフィア(中葉種)がカリフォルニアラジノ(大葉種)より高かった。

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被引用文献 (1)*注記

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