木材から放散されるVOC類の特性について

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  • モクザイ カラ ホウサンサレル VOCルイ ノ トクセイ ニ ツイテ

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抄録

三重県産スギ材およびヒノキ材から放散されるVOC類について、小型チャンバー法による測定を行った。その結果、スギ材からはδ-Cadineneを主としたセスキテルペン類が、ヒノキ材からはα-Pineneを主としたモノテルペン類が多く検出された。これらテルペン類は、乾燥により放散量が低減され、材中に長期的に残留することから、適度な量の天然揮発成分を放散する人に快適な部材であることが確認できた。

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