近赤外分光法による水稲葉身中窒素の診断

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  • キンセキガイ ブンコウホウ ニ ヨル スイトウ ヨウシンチュウ チッソ ノ シンダン

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抄録

水稲栽培において、携帯型近赤外分光光度計を使用し、葉身中窒素の測定精度を確認するとともに、葉身窒素濃度の簡易測定による白米中タンパク質含量推定の可能性について検討した。その結果、以下のことが明らかになった。1.近赤外分光分析計(型式CCN-05A)を用いた葉身中窒素のN表示値は、化学分析値と高い相関関係が認められ、実用性がある。また、圃場では、20枚程度の葉身を測定することで、その圃場の葉身中窒素の代表値を得ることができる。2.葉身中窒素から白米中のタンパク質含量を予測することが可能である。

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