イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-iに連鎖するDNAマーカーの選抜と大分県育成系統における縞葉枯病および穂いもち抵抗性遺伝子の有無の確認

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  • イネ シマ ハガレビョウ テイコウセイ イデンシ Stvb i ニ レンサ スル DNA マーカー ノ センバツ ト オオイタケン イクセイ ケイトウ ニ オケル シマ ハガレビョウ オヨビ ホイモチ テイコウセイ イデンシ ノ ウム ノ カクニン

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抄録

イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-iに近接し、抵抗性品種と罹病性品種間で多型を示すSSRマーカーの選抜を行い、選抜したマーカーおよび穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1の検定が可能なSSRマーカーを用いて、大分県育成品種および育成系統における両遺伝子の有無を確認した。1.マーカーRM21、RM209、RM5312が抵抗性品種と罹病性品種間で多型を示した。2.RM209は座乗領域がStvb-i遺伝子の座乗領域と近接しており、Stvb-i遺伝子と密接に連鎖していることが推測され、Stvb-i遺伝子の判別マーカーとして適していた。3.マーカーRM206およびRM209を用いた解析により、「おおいた11」、大分14〜17号は、縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-iおよび穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1の両遺伝子を保持していることが明らかとなった。

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