明治後期の千葉県でみられた水稲生産力の地域性に関する考察

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  • メイジ コウキ ノ チバケン デ ミラレタ スイトウ セイサンリョク ノ チイキセイ ニ カンスル コウサツ

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抄録

明治後期の千葉県における水稲の反収は、地域によって著しい格差があった。その要因を明らかにするため、各地域の反収と農業構造、生産条件など、生産要素との関係を調べたところ、以下の関係が明らかとなった。1.稲作の集約度は、農業構造と生産条件により規定されていた。2.反収の地域性は、各地域の農業構造と生産条件の相違により決定されていたことが重回帰分析により示された。

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