丹沢山地の主要山頂における土壌化学性の変化

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  • タンザワ サンチ ノ シュヨウ サンチョウ ニ オケル ドジョウ カガクセイ ノ ヘンカ

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説明

丹沢山地の主要山頂である塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳の3地点において、2002年にブナ周辺土壌の化学性を調査した。1991年時にもほぼ同じ場所で調査したデータを参考にして11年間の変化を比較検討した。その結果、土壌pH(H2O)は上昇傾向にあり酸性化は進んでいないといえた。また、陽イオン交換容量や塩基飽和度も上昇傾向にあり、交換性アルミニウムも低い値を示したことから土壌の化学性は改善傾向にあり、現状の土壌状態では樹木に悪影響を与えるレベルにはないと考えられた。

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