鉱滓から流出した六価クロム濃度の追跡調査結果

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タイトル別名
  • コウサイ カラ リュウシュツ シタ 6カ クロム ノウド ノ ツイセキ チョウサ ケッカ

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説明

2000年から2003年にかけて融雪期と降雨後における六価クロム(Cr(6+))の流出挙動を明らかにする目的で、北海道栗山町内において、クロム鉱滓大規模埋立地由来の浸出水4地点とCr(6+)流入後の3河川で調査を行った。その結果、融雪期の浸出水中のCr(6+)濃度は過去の平均値と比較してやや高い傾向を示したが、降雨後については降雨量と関係も含め一定の傾向は認められなかった。また、過去の報告値と比較するため主要16地点を対象として行った2003年の経過調査では、2地点で過去の5年(1995〜1999年)変動幅を超過したが、ほとんどの地点ではそのような傾向はなかったことから、概ねの埋立地では環境変化の兆候はないと判断した。

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