奄美地域に適応する秋スプレーギクの育成とその特性

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  • アマミ チイキ ニ テキオウスル アキ スプレーギク ノ イクセイ ト ソノ トクセイ

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抄録

奄美地域の露地電照栽培に適した秋スプレーギク4品種‘きゅらピュア’、‘きゅらキッズ’、‘きゅらピアス’、および‘きゅらワイン’を育成した。‘きゅらピュア’の花色は黄白色、半八重咲きで、花径は約6cm、花盤は緑色である。茎長は‘セイプリンス’より長く、低温伸長性を有する。到花週数は7.5〜9.5週で、12〜4月出しに適している。‘きゅらキッズ’の花色は明黄色、一重咲きで、花径は5cm、花盤は黄緑色である。茎長は‘レミダス’より長く、低温伸長性を有する。到花週数は7.5〜11.0週で12〜1月出しおよび4月出しに適している。マメハモグリバエの被害が少ない。‘きゅらピアス’の花色は紫桃色、半八重咲きで、花径は6cm、花盤は緑色、中央に暗色のスポットがある。茎長は‘オルフェ’より長く、低温伸長性を有する。到花週数は7.5〜10.5週で、12〜1月出しおよび3〜4月出しに適している。‘きゅらワイン’の花色は濃赤紫色、半八重咲きで、花径は6cm、花盤は緑色、中央に暗色のスポットがある。到花週数は7.5〜8.5週で、12〜4月出しに適している。

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