転写因子のDNA結合特性の解析法
書誌事項
- タイトル別名
-
- テンシャ インシ ノ DNA ケツゴウ トクセイ ノ カイセキホウ
この論文をさがす
説明
転写因子(トランスアクティングファクター)と呼ばれる一群のタンパク質は、遺伝子上の特定の塩基配列(シスエレメント)に結合することによって遺伝情報の発現制御をしている。これまでに同定された多数の転写因子は、それぞれに固有の塩基配列に結合して、特異な遺伝子発現調節を担っている。従って、転写因子がどのような配列に、どのような状態で結合するかを明らかにすることは、転写制御の分子機構を解明するために有益な情報となる。ここでは、遺伝子の制御領域を同定する一般的な方法をまず概観し、次に、ランダムな配列を持つ合成オリゴヌクレオチドと転写因子の結合と選別を繰り返して転写因子の結合配列を決定するSELEXを紹介する。
収録刊行物
-
- 明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University
-
明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University 58 (1), 19-23, 2008-10
川崎 : 明治大学農学部
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001338703893760
-
- NII論文ID
- 40016330050
-
- NII書誌ID
- AN00239079
-
- ISSN
- 04656083
-
- NDL書誌ID
- 9705587
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles