フィルムマルチの植穴と模型植被が地温に及ぼす影響

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  • Effect of planting hole of film mulch and imitation canopy on soil temperature

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抄録

本実験の目的は、フィルムマルチの植穴径が地温へ及ぼす影響を植被量との関係から明らかにすることである。実験は2006年9月から2007年1月にかけて行った。実際の植被の代わりに模型植被を用いた。各実験区の植被率はすべて同値にし、LAIは差異のある設定にした。無植生の区では、植穴径が大きくなるにつれて地温は低下した。植生のある区では、地温の差は認められなかった。地温日較差比は植被量が増加するにつれて減少した。LAIが0.6又はそれ以上の区では、植穴径10cmの区は最小の地温日較差比を示した。各植穴の区とMn区間の地温差分布において、その平均値、最多頻度、尖度は植穴径が大きいほど小さくなる傾向にあった。

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