MA包装貯蔵が「岩津ネギ」の鮮度に及ぼす影響

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  • MA ホウソウ チョゾウ ガ イワ ツ ネギ ノ センド ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

フィルム包装が「岩津ネギ」鮮度に及ぼす影響を調査した。岩津ネギを4種類のLDPEとOPP微細孔フィルムで密封して0℃、5℃および室温で7日間保存した。1.フィルムでの密封によりフィルム内では低酸素、高二酸化炭素条件となった。5℃の保存条件では0.05mm以上の厚さのLDPEで包装した区では7日後でも鮮度を維持することができた。通常出荷する袋では5℃、3日で鮮度が低下した。2.0℃で保存された「岩津ネギ」は鮮度保持効果が高かった。1月収穫は12月収穫に比べ高鮮度に維持された。3.フィルムで密封した区では貯蔵7日後において水分や遊離糖の減少程度が小さかった。MA包装貯蔵は現在の出荷袋より鮮度保持効果が高かったことから「岩津ネギ」の鮮度保持に有効であると考えられた。

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